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味玉塩@yagu-noodle・江東区住吉

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写真: 味玉塩@yagu-noodle・江東区住吉

写真: 中華ソバ@伊吹・板橋区志村坂上 写真: らーめん・ギタギタ@弁慶門前仲町店・江東区門前仲町

yagu−noodle
  江東区千田5-10 青木ビル1階

 江東区千田にある「中華そば ながくら」がここ1ヶ月以上営業していないと思っていたら、4月24日(土)に新しいお店がオープンした。改装工事もしていないので居抜きのようだ。ちょこっと調べると、新小岩の「麺屋 一燈」グループで昨年末まで5年半修業した方が、このたびめでたく独立して開いたお店ということが分かった。週明け、新規開店から3日目の11時半にお店に行くと、店頭に3人が待っていた。時折店主さんがお店から出てきて待ち客に着席するように案内すると共に、まだ入店できないお客に対しては先に食券を購入するように呼びかけてくる。なわけで一端入店し、券売機で標記のボタンをポチッとな。900円。メニューは現時点では醤油(基本900円)と塩(基本800円)の2本立てだが、赤色の×が点灯し購入できないものの、担々麺(900円)、濃厚地鶏白湯(1300円)、鶏節と煮干しの冷たいらぁ麺(1300円)、さらには季節の限定麺(2000円と3000円)や季節の和どんぶり(500円と1000円)のボタンも用意されていてこれらの具現化が楽しみだ。
 麺は軽くウェーブがかかった細麺。長浜系のザクザクやパッツンとした硬い食感が特徴の低加水麺ではなく、最初に口に運んだ時は「ふんわり」という言葉が浮かんだやさしい口当たりの麺だ。それでも、パスタのアルデンテのように細いながらもそれなりに歯応えがあり、軽くモチッとしていてなかなか好印象だ。スープは鶏ベースだとは分かるが、一瞬薄いかなと思えるほどかなりあっさりとしている。また、塩味だと塩を気持ち強めに効かせてしょっぱくし、旨味を引き立てることもあるが、こちらは逆に薄めで、これも出汁が薄いかなと思わせる原因の一つだ。駄菓子菓子、不思議なことに物足りなさは微塵も感じない。表面に浮く鶏油らしき香味油の効果があるのは分かるが、それ以外は??。目立たない旨味となると貝かも・・・。チャーシューは低温調理の肩ロースと鴨ロースの2種類。豚はしっとり軟らかく、ほぼローストポーク的味わいで文句の言いようもない。鴨の方は、ラーメン屋で食べる鴨にしてはあっさり。もう少し肉の味が濃くてもよいように思う。トッピングの味玉は、それほど濃い色はしていないものの、ねっとりとゼリー状になった濃厚な味わいの黄身にまで醤油の風味が染みていて驚いた。薬味は白髪ネギ、木口切りの小ネギと少量の木口切り白ネギの3種で、このうち、あと載せの白髪ネギと小ネギは、スープが淡麗なために十分な存在感が感じられた。
 これなら早晩人気店になると思われる。早めに醤油も味わっておきたい。

・お気に入り度:○

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