FUJI CARDIA MINI TIARA
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2015年頃、銀座の教会のジャンク箱から救出。確か50円だったと記憶している。以前、TIARA2を所有していたが、相次ぐ故障で戦線離脱していた。そこに現れた本ジャンクは、オリジナルのストラップが付いており、レンズはきれいであったが、不動品扱いだった。不動の原因はフィルム室に切れたフィルムが詰まっていたことであり、それを取り除いたらあっさり動いた。ただ、沈胴部の動きが悪く、そのため電池の消耗が激しいのが難点。
一見おしゃれなコンパクトカメラに過ぎないように見えるが、レンズの描写は定評どおり水準を行くものであり、目測によるピント合わせも可能という素晴らしい機能を持っている。この機能があるから、今でも本機には価値がある。28ミリのレンズというのも良い。ストラップが三脚ねじ穴にねじ込む方式なのと、常時フラッシュ発光というおせっかいな機能があり、いちいち撮影のたびにフラッシュ発光禁止を選択しなければならないのが難点であるが、それを除けば良いカメラである。
後に、ストラップをボディ取り付けなどに改良したTIARA2にモデルチェンジした。
アルバム: 救出したジャンクカメラたち
タグ: カメラ
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