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ラーメン並盛・油多め@五丁目ハウス・中野区中野

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写真: ラーメン並盛・油多め@五丁目ハウス・中野区中野

写真: ねぎチャーシュー並・脂多め@〇つばき食堂・小金井市 写真: 枝豆【秘伝】のつけそば+味玉@くろき・千代田区浅草橋

横浜家系らーめん 五丁目ハウス
  中野区中野5-56-15 三京ビル1階

 今年の6月以来だから4か月ぶりになる家系ラーメンを食べるために訪れた。こちらのお店は雑誌等に紹介されていて人気店だと聞く。実際、平日のお昼前11半頃に伺うと、店頭には2人が並んで待っていた。そのうちの1人は女性で、後続の2人連れも女性と、家系なのに複数の女性が訪れているなんて初めて見る光景だ。入り口の券売機で、680円という今時超良心的な値段の標記食券をポチっとしてから空いたカウンター席に腰かけた。続いて、食券を渡す際に「油多め、ライスも」と店主さんにお願いした。
 麺は弱縮れの太麺。長さが短めなのは家系らしく、太麺でもスープが飛び散りにくいのでありがたい。麺の硬さには注文は付けなかったが、気持ち硬めに茹でてあるようで、食べ初めのころは歯応えがあって噛んでいるうちにモチモチ感が顔を出す。ただ、太麺なのに伸びるのは意外で、歯応えが段々と弱まっていくのは家系では経験がない気がする。厨房の麺箱には製麺所名は見当たらなかったが、王道の酒井製麺製ではないと思われ、帰宅後調べると三河屋製麺のものとのこと。三河屋製麺が家系の麺を作ってるのは初めて知った。スープは家系のお手本のような鶏油を浮かべた醤油トンコツ。最近流行りの超濃厚系とは一線を画す味わいで、多分、鶏ガラを混ぜ込んでスープを炊いているのだろう、家系なのであっさりというわけではないが結構マイルド。また塩加減もちょうどよく、これならスープを飲んでも食後にのどが渇くことはないと思われる。こちらでは終日ご飯がサービスで、普通のご飯茶碗に盛って出してくれる。ご飯なしで食べるなら油の量はふつうでかまわないだろうが、スープに浸した海苔で巻いてご飯を食べるなら、スープがマイルドでしょっぱくない分油多めがピッタリだ。卓上にはおろしニンニク、豆板醤、おろしショウガ以外にゴマや辛くない高菜漬けもあり、ラーメンやご飯を自分好みにカスタマイズしながら食べることができるのは大変ありがたい。チャーシューは赤身のみで一見モモかと思ったが、締まっていないし肉のきめがモモとは違うようで、脂身を落とした肩ロースか。ホウレンソウはたっぷりなのは嬉しいが、冷凍もののようでクタッとしているのは惜しい。海苔は厚みがあり、スープに浸しても溶けないのは〇。
 並盛だと麺量は160gとのことだが、お茶碗一杯のご飯とでお腹は満足。この値段でこの内容なら言うことはない。

・お気に入り度:〇+

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