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味付たまごらーめん@こうかいぼう・江東区門前仲町

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写真: 味付たまごらーめん@こうかいぼう・江東区門前仲町

写真: 醤油・並盛@TAKETONBO・中央区築地 写真: 鯛めし茶づけ@しろくろ・杉並区八幡山

らーめん こうかいぼう
  江東区深川2-13-10 ニックハイム深川1階

 食べログのラーメンTOKYO百名店にここ4年連続して選ばれている超人気店。しばらく行っていないので寄ってみようかといつも思うものの、店頭はその度に大行列で敬遠していた。この日は久しぶりに太陽が照り付け、最高気温も33℃台の真夏日になり、このため食欲もやや減退してグズグズしているうちにお昼が過ぎた。これではいけないと思い、だるい体に鞭打って出かけた。お店に着いたのは午後の2時半と昼食時間をとっくに過ぎているにもかかわらず、店内に3人、店頭には5人が並んでいたが、いつもに比べるとうんと短いことから後ろに接続することにした。帰宅後調べると2年数か月ぶりの訪問だった。メニューはラーメンとつけ麺の2種類のみで、あとはトッピングとご飯もので各自ご自由にというスタイルだ。店内で待っていると奥様が注文取りに来たので、定番の標記をお願いした。800円。なお、席に案内されたのは14時55分と、並び始めから30分もかからなかった。
 麺は菅野製麺所のエッジのはっきりしたストレート太麺。説明書きによると、切刃は20番だが麺帯を厚めにしているとのことで、このため20番で切り出した一般的な麺よりも太く感じるようだ。特製のたまご麺だそうで、ツルン、シコッとしていて、噛んでいるとモチモチ感が出てくる食べやすく風味のよい麺だ。スープは、これも説明書きによれば、豚のゲンコツ、鶏ガラ、煮干し、カツオ節とサバ節に沢山の野菜で出汁を引いているそうだ。実際、口にすると、香りも味わいも、煮干しか節かは区別がつかないが魚介が主導している一方で、動物系は旨味の下支えを担っている。動物系が弱すぎるとただ魚臭いだけになるだろうから、両者のバランスがよいということだろう。また、目で確認できる限りは油は浮いておらず、このため、旨味もコクも十分だが重さはなく、これが家族連れや女性に人気の理由なんだろう。チャーシューはやや厚めにスライスされた肩ロース。ホロっと崩れるほど軟らかく煮てあるが、その分旨味は抜け気味なのが残念だ。追加した味玉は、傾けると黄身が流れ出す軟らかめの半熟で、濃くはない味付けが全体にちゃんと浸み込んでいた。メンマはジャキジャキとした心地よい咀嚼音が骨に伝わる反面、味付け、特有の発酵臭とも薄めだった。特筆は、添えられた海苔の風味がかなりよいこと。
 いつものことながら奥様と店主さんの素晴らしい接客に感動しつつ、美味しく完食して退店した。

・お気に入り度:〇+

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