墨絵の如く Landscape like a painting in black & white ＊絶え間なく湧き立つ霧の揺れ動き見え隠れする峰は鋭し
＊ひもすがら霧立ちこむる雪山は閨(ﾈﾔ)のおとめのごとくひそけし
キルギスの首都ビシュケクから30km、アラ・アルチャ自然公園、2009年10月8日。
海抜2000mの高地にアルピニストセンターがある。ここでタクシーを降りてあとは歩かなければならない。誰もいない谷川沿いの山道を登った。最初の急峻な上りですっかりばててしまった。貧血のせいだ。
９時から歩き始めて、歩いては休みの繰り返しで、結局山小屋には辿り着けず、１３時下山を決断
１５時アルピニストセンターに戻って、待たせておいたタクシーでビシュケクに戻った。
この間に出会ったのは、ベルギー人たったひとりだった。タクシー代US$55。
ビシュケクで宿泊した｢さくらゲストハウス」の日本人主人は、ほどなく冬季休業すると言っていた。
《2015/5/3追記》
この写真の約2ヶ月後の2009/12/15、インドのデリーのメインバザール内のNAVRONGのレストランでキルギスの首都ビシュケクで泊った「さくらゲストハウス」一家に出会って驚く。前の晩21時半デリー着、冬になって客が来なくなったので3か月インド滞在予定度という。｢Le monde est petit（世間は狭いですね）｣
Landscape like a painting in black and white.
The Ala Archa National Park is an alpine national park in the Tian Shan mountains of
Kyrgyzstan and located approximately 40 km south of the capital city of Bishkek.
The park is a popular destination point for mountain climbers looking for challenging ice, rock and mixed routes.
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コメント (4)
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ホントに墨絵みたい！
行きたいような？寒さに耐えられそうにないような…2014年12月21日 17:47 TAKA (7)
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TAKAさん、コメントありがとうございます。
本当はすかっと晴れて、穏やかな秋の日を浴びた峨々たる山を見たかったのですが、自然はそんな気持ちにはお構いなしです。
氷河行きを断念して持参したパンを食べ始めた頃に急に雪が舞い始めて、寒くて震えが止まらず食事を切り上げで下山を開始しました。小雪が舞った程度で済んで幸運でした。2014年12月21日 22:44 ちくら（chikura） (0)
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幻想的な光景ですね！まるで映画の中の様です。
2014年12月22日 11:11 ネッシー♪ (23)
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ネッシーさん、コメントありがとうございます。
今年5月訪れた中国黄山の西海大峡谷も峨々たる峰が林立し霧が発生しやすい山ですが,こちらのほうが標高も緯度も高く、樹木のない岩山のため、一層荒涼として荒々しい景観でした。2014年12月22日 18:46 ちくら（chikura） (0)
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