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守口市仮駅

写真: 守口市仮駅

写真: 土居駅から高架工事中の守口市駅を見る 写真: 京阪2200系と2000系

年末発掘調査の出土品です。
まずは京阪の古写真。
ボケボケですが、雰囲気だけでも懐かしんで頂ければ。


京阪の本線は1972年時点では守口市より大阪側が複々線化されており、守口市駅の一つ大阪寄りの土居駅までが高架で守口市駅は地上駅でした。
守口市から京都側は複線で増え続ける通勤需要でパンク状態でした。しかも地上のままでラッシュ時の多数の開かずの踏切が道路交通にも悪影響を及ぼしていたので、守口市から寝屋川車庫のある寝屋川信号所まで、複々線を高架で延長することが計画され昭和47年に着工されました。計画時点では高架複々線は守口市駅の京都側からスタートすることになっており規模の大きかった守口市駅地上に残されることになっていましたが、このままでは守口市駅が永久に高架化できなくなってしまう恐れがあり、着工直前に守口市駅の高架化工事が追加になりました。

そのため守口市の高架化工事は全体の工事に対して一歩遅れた形になり、最優先の複々線化が竣工しても、土居駅からいったん地上の仮駅に降りて、再び次の西三荘駅に上っていく、という状態が2年間ほど続きました。

この写真の左側が建設中の新駅で、京都に向かって仮駅から2000系電車が登っていくのが見えています。

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